お風呂でできる6つの節約方法|光熱費を抑えるポイントを解説
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「光熱費が家計を圧迫しているから節約したい。」
「風呂のガス代を少しでも抑えたい」
日ごろの疲れを癒すために、お風呂に入る方も多いでしょう。湯船につかると身体の芯から温まり、体調も好転します。しかし、毎日入浴する場合、気になるのがガス代などの光熱費でしょう。
毎月の固定支出として光熱費を少しでも抑えたいと考えたことはありませんか。そこで、この記事ではお風呂を経済的に利用する方法や、ガス代を抑えるポイントを解説しています。
ガス代が気になる方や、最近光熱費が増えて悩んでいる方は参考にしてみてください。
ガス代を削減する際にまず確認すること
ガス代に不安を感じたら、まずは契約内容を見直してみてください。ガスの契約見直しは、家計を効果的に管理するための重要な工程です。また、ガス会社のサービスや特典、割引制度などもチェックして、よりお得なプランを見つけることもポイントです。ガスの契約見直しを通じて、家計に余裕を持たせ、快適な生活を送るための一歩としましょう。
一般的によく目にするのが、「プロパンガスを使用している場合、ガス代が高額になる」という噂です。これについては認識の違いと、賃貸物件であるかどうかの2点が大きく関係します。
プロパンガスは都市ガスと比べて熱量が2.2倍あることから、㎥あたりの料金はプロパンガスの方が高くなります。しかし、都市ガスはプロパンガスよりも使用量が2倍多くなるため、実際には月額料金はさほど変わらないことが多いです。
賃貸物件でプロパンガスだと異様にガス代が高くなるのは、給湯器やガスコンロなどの費用をプロパンガス会社が負担していることが多く、ガス代に上乗せされているからです。これが理由で「プロパンガスを使用している場合、ガス代が高額になる」と言われることが多いなと感じます。
これらの理由から、持ち家戸建て物件であれば、プロパンでも都市ガスでも料金はそれほど変わりません。
お風呂の電気代・ガス代を節約する6つの工夫
お風呂のガス代を節約するには、次の6つのポイントを実施してみてください。
- 契約プランを見直す
- 電源はこまめに切る
- 追い炊きの頻度を減らす
- シャワーヘッドを切り替えて使用時間を調整する
- 湯舟を満タンにしない
- 設定温度を下げる
ちょっとした工夫が光熱費を下げることにつながります。それぞれ詳しく解説しますので、少しでも光熱費を削減したい方はぜひ参考にしてください。
1.契約プランを見直す
電気料金を見直すときと同様、ガスも契約する業者によって料金プランが異なります。使用頻度や月額の料金に応じてお得なポイントがたまるなどの特典も様々です。
近年では、電気とガスをセットにすることで、セット割で電気代とガス代を節約することもできます。電気とガスをセットにすることで、節約以外に収支をまとめることも可能で便利です。一度、今契約しているプランを見直してみてください。
2.電源はこまめに切る
お湯を使用しない時は、給湯パネルで電源をこまめに切りましょう。電源を切ることでガス代には影響がありませんが、電気代の節約につながります。
特に年式が古い給湯パネルをつけっぱなしにすると待機電力が無駄になることがあります。最近の給湯器のパネルのなかには、自動で電源をオフにできる省エネ機能も備わっています。給湯器を新しくする場合は、このような機能がある製品を選択肢にいれてみてください。
3.追い炊きの頻度を減らす
追い炊きの頻度をできるだけ減らす工夫をしましょう。追い炊きをするたびに、ガスを利用して水を温める必要があるからです。
そのため、何度も追い炊きをすると光熱費がかさみます。お風呂のお湯が冷めないように保温シートを利用したり、入浴までの間隔を縮めたりすることをおすすめします。
ただし、新しく水を入れなおすよりは、追い炊きを利用した方が節約につながるので、ライフスタイルに合った入浴方法を検討してみてください。
4.シャワーヘッドを切り替えて使用時間を調整する
近年、風呂場の節約グッズとして、節水用のシャワーヘッドが流行っています。止水ボタンや散水板の穴の数によって、水の使用料を減らすことが可能です。
製品によって節水できる量が異なりますが、半分以下に節約することもできます。節水シャワーヘッドは、ホームセンターや家電量販店、インターネットで簡単に購入できるので比較してみてください。
ただし、節水だけにこだわると、水圧が弱かったり、温度が低く感じたりしてしまうので、好みに合うものを選びましょう。
5.湯舟を満タンにしない
お風呂にゆっくり入りたい方の多くは、湯舟をお湯で満タンにしたいと考えることもあるでしょう。できれば、あまりお湯を満タンに入れることはおすすめしません。
お湯を水道から出せば出すほど、水道代やガス代などの光熱費が高くなります。もし、お風呂のお湯をかさ増ししたいならば、水の入ったペットボトルなどを沈めると水位が上がり、かさましになります。
6.設定温度を下げる
シャワーやお風呂の設定温度を下げると、ガス代の節約につながります。設定温度が高ければそれだけエネルギーが必要になり、ガス代が高くなります。
例えば夏場など暖かい時期には、普段より1度下げるだけでも、年間で数千円の光熱費を抑えることができます。もちろん、冬場は元の温度に戻すなど、季節やライフスタイルに合った温度設定を心がけましょう。
まとめ
資源の乏しい日本では、ガス代などの光熱費は海外の情勢に左右されやすくなります。その結果、月額の光熱費が高くなり、家計を圧迫してしまうこともあるでしょう。
風呂は生活に欠かせないため、入浴しないということはできません。しかし、ガス代や水道代を節約する工夫をすることで、少しでも家計の負担を減らすことができます。
この記事では、風呂という観点から節約するための工夫を紹介してきました。光熱費を下げたいと悩んでいるならば、ぜひ実践してみてください。