給湯器20号はどんな家庭におすすめ|特徴を踏まえて選ぶポイントを解説
![給湯器 20号](https://www.gas-ou.com/wp-content/uploads/2024/03/ガス給湯器-1024x538.png)
「給湯器の号って何?」
「給湯器を選ぶポイントを知りたい」
給湯器は台所や風呂場で、お湯を作るための必需品です。長く同じ家に住んでいると給湯器の買い替え時期がくるでしょう。給湯器の寿命は10年ほどと言われています。しかし、給湯器はメーカーや、ガス・電気の違い以外にも、号数など考えることがたくさんあります。
買い替えるならば、ライフスタイルに合った給湯器を選びたいです。そこで、この記事では号数に焦点を当てて、20号給湯器の特徴を踏まえて解説します。
給湯器を選ぶべきポイントや注意点も紹介しているので、参考にしてみてください。
給湯器の号数は給湯能力を示している
キッチンやシャワーなどでお湯を使う際に、使い心地を左右する要素が給湯器の号数です。給湯器の号数は水温+25℃のお湯を1分間にどれだけ出すことができるかを表した数値になります。
例えば、20号の給湯器は、1分間にお湯を20リットル排出することが可能です。一般的な給湯器は、16・20・24号があります。
数字が大きければ、その分お湯を1分間に排出する量が多いです。ガスにはプロパンガスと都市ガスがありますが、号数による違いはありません。お湯の利用量を考えたうえで、号数を決めてみてください。
給湯器20号はどんな家庭におすすめ?
給湯器20号は、お湯を1分間に20リットル作る能力があります。20リットルお湯を沸かすことができれば、キッチンと浴室で同時に利用することが可能です。
2人から3人世帯に向いている給湯器が20号のサイズです。20号の給湯器は、1分間に20リットルのお湯を出す供給能力があります。
3人同時にシャワー、台所、洗面所などでお湯を出してしまうと、20号では物足りなさを感じるかもしれません。複数人が水回りを同時使用しなければ、全く問題無いでしょう。
給湯器の買い替えるときに確認するべきこと
給湯器は寿命や故障などで修理や買い替えが必要になることがあります。また、家族が増えたり、減ったりすることで、給湯器の使い心地に不満を感じることがあるでしょう。
給湯器を買い換える場合、ライフスタイルに合った給湯器を選ぶことが大切です。そこで、まずは現在利用している給湯器を確認しましょう。湯量が少ないと感じているならば、号数を上げる必要があります
現在利用している給湯器の号数を確認する方法
給湯器の号数は、給湯器本体で確認することができます。基本的には、給湯器の前側あるいは後ろ側にステッカーが貼られているので、型番・型式を確認できます。給湯器の型番に「16・20・24」などの号数が記載されています。実際に、表記されているパターンは以下の通りです。
- アルファベット-数字-アルファベット
- アルファベット-アルファベット-数字-アルファベット
この数字に表記されている2桁の数字が給湯器の号数です。
例えば、株式会社パロマの給湯器製品の「FH-E168FARL」なら、16という数字が記載されているため号数は16号になります。
![給湯器 号数](https://www.gas-ou.com/wp-content/uploads/2023/12/image2-2.png)
給湯器の号数を決めるポイントは?
給湯器の号数が大きいほど、1分間に沸かすことができるお湯の量が増えます。そのため、給湯器の能力が高いのに、使用量が少ない場合はもったいないです。
あらかじめ適切な号数を把握し、給湯器を選ぶことで無駄が無くなります。号数に適した世帯人数を以下の表にまとめたので参考にしてみてください。
給湯器の号数 | 世帯人数 |
---|---|
16号 | 1人 |
20号 | 2~3人 |
24号 | 4人以上 |
今使っている給湯器から号数を変更する際の注意点
「ガス代を節約したい」や「使用できるお湯の量を増やしたい」と考え、号数を変更する場合注意が必要です。
号数を大きくしたり、小さくしたりしたときに、起こりうるトラブルを解説します。不要なトラブルを避けるためにも参考にしてみてください。
号数を大きくすると給湯能力が上がる
給湯器の号数が大きくなれば、湯をつくる能力が高くなります。家族が増えたなどで、お湯の使用量が足りないと感じることは大きくしたいと考えることでしょう。
しかし、給湯器の号数を大きくするということは、必然的に給湯量も増えるので、光熱費が上がる可能性があります。また、給湯器本体が大きくなる場合、そもそも設置場所が確保できないこともあるので事前の確認が必要です。
さらに、ガスメーターが対応していないと、工事などが必要になります。あらかじめ、検討している号数が設置できるかやメーターに対応しているかを確認してみてください。
号数を小さくすると給湯能力は下がる
給湯器の号数を小さくすると、使用できる湯量が減るので節水にもつながります。また、使用湯量が減れば、光熱費なども抑えられることでしょう。
ランニングコストが抑えられることが、給湯器の号数を小さくするメリットです。しかし、給湯器の号数を小さくすると、その分水圧が小さくなりシャワーから出るお湯の量が減る可能性があります。
人によっては、不便に感じることがあるので注意が必要です。もし、子どもが成人して独立するなどの世帯人数が少なくなるならば、号数を減らすことによる影響はあまり受けないでしょう。
号数を上げても給湯量が変わらなければ、ガス代は上がらない
エネルギー供給にガスを導入している家庭のなかには、家族が増えたり生活環境が変わったりして、使用している給湯器の号数を上げるべきか、検討するところもあるのではないでしょうか。しかし、給湯器の号数を上げると、ガス代も高くなってしまうのではと不安になりますよね。
給湯器の号数を上げても、今までと同じ給湯量であればガス代には影響しません。ただし、号数変更する際はガス会社に連絡をして、ガスメーターの交換が必要になることもありますが、多くの場合無料で交換してくれます。
ただ、使用中の給湯器の性能やコストに不満が無ければ、号数は変えない方が良いでしょう。給湯器の交換を考えている場合は、同じ号数の製品の購入をおすすめします。
給湯器の設置や相談なら実績の多いガス王にお任せください
給湯器の交換経験があるという方は少なく、いざ買い替えとなったらどの給湯器が良いのかわからないことが多いです。特に検討材料として大事なのが、号数ではないでしょうか。
号数はお湯をつくるための能力を数値化しているものです。適切な号数を選択しなければ、設置ができなかったり、使用できるお湯の量に不満がでたりする可能性があります。
しかし、ライフスタイルや設置場所など、すべての要素を踏まえて給湯器を買い替えるのは難しいことです。そういった場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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給湯器を無駄なく、ライフスタイルに合った給湯器を選びたいならば、ぜひガス王に相談してください。
まとめ
光熱費の節約や利用するお湯の見直し、故障による交換などで給湯器を買い換えることがあるでしょう。給湯器の号数を変更することで光熱費が抑えられたり、使用できるお湯の量を増やしたりすることが可能です。
しかし、設置やガスメーターなどの問題や、水圧に不満を感じることがあります。まずは、設置できるかやライフスタイルを確認することが大切です。
また、困ったことや給湯について不安がある場合は、専門家に相談をすることをおすすめします。