コラム

床暖房のガスと電気の違いは?メリット、デメリットを紹介

最終更新日:2024年06月21日
床暖房

床暖房の設置を検討しているけど、ガスと電気のどちらを用意するべきか悩んでいる方も多いでしょう。ガスと電気のメリットとデメリットを理解すれば、床暖房を導入する判断がしやすくなります。

この記事では、以下の内容をお話しします:

  1. 床暖房のガスと電気のメリット・デメリット
  2. かかる料金
  3. 料金を節約する方法
  4. ガス床暖房がおすすめな方

これらの情報を参考にして、あなたに最適な床暖房を選ぶお手伝いができれば幸いです。

ガスと電気のメリット・デメリット

温水式床暖房で幅広く普及しているのはガスと電気ですが、それぞれ特徴が異なっています。ここでは、ガス床暖房と電気床暖房のメリットとデメリットを紹介します。

ガス床暖房

ガス床暖房は、ガス給湯器で温水を作り、その温水をパイプで循環させて部屋を暖める仕組みです。この方法には、温まるのが早いというメリットがあります。ガス床暖房は一度にたくさんの熱量を送れるので、電気床暖房よりも短時間で部屋を暖めることができます。

ただし、初期費用が高いというようなデメリットもあります。ガス床暖房を導入するには、熱源機の設置が必要で、そのための初期費用が高額になることを考慮しなければなりません。

電気床暖房

電気式床暖房は、床下に設置された電気ヒーターによって部屋全体を暖める方法です。メンテナンスがほとんど不要というメリットがあります。電気式床暖房は、一度設置するとメンテナンスがほとんど必要なく、メンテナンスに時間や費用をかけずに済みます。設置の自由度が高い点も、電気式床暖房のメリットです。

ただ、電気式床暖房には、温度ムラが生じるデメリットがある点も把握しておかなければいけません。電気式床暖房には以下の3種類があり、種類によっては温度ムラが発生する場合があります。

電気式床暖房の種類特徴
蓄熱式電気代が安くなる深夜帯に電気を蓄えて、日中に電気を使用する
PTCヒーター式熱源機が自動で温度調節しながら暖めてくれる
電熱線ヒーター式電熱線が張られたヒーターを設置するだけで利用できる

電熱線ヒーター式は、電熱線が走っていない部分が温まりにくくなるため、温度ムラが生じやすいです。

一方、PTCヒーター式と蓄熱式は、面全体が発熱するため、温度ムラが発生しにくい特徴があります。電気式床暖房を選ぶ際には、PTCヒーター式や蓄熱式を検討することをおすすめします。

床暖房1時間あたりのガス料金

ガス床暖房の料金の例として、東京ガスの「ガス温水式暖房」にかかる月額費用は、以下のとおりです。

1時間当たり立ち上がり時:約42円定常時:約9円
1日当たり1日立ち上がりから8時間運転した場合:約107円
1ヵ月当たり1日8時間運転で1ヶ月使用した場合:約3,210円

※引用:東京ガス

床暖房のガス料金は1ヶ月間毎日8時間使用したとしても約3,210円で済むので、比較的リーズナブルな価格といえるでしょう。

ガス床暖房の設置費用

ガス床暖房の設置費用を、部屋の広さごとに材料費・加工費込みで以下の表にまとめました。

部屋の面積設置費用
6畳33〜65万円
8畳40〜93.5万円
10畳49.5〜100万円
12畳65〜110万円
20畳76〜106万円

参照:ガス温水式床暖房について知りたい!メリットや注意点、設置費用を解説|リショップナビ 10TH

上記の表で紹介した費用は目安で、施工方法や床材の種類によって大きく価格が異なります。ガス暖房は、複数の業者に相見積もりを取ったうえで設置しましょう。

床暖房のガス代を節約する方法

せっかく床暖房を設置するのであれば、ガス代を節約したいと考えている方も多いでしょう。以下では、床暖房のガス代を節約する方法を4つご紹介します。

タイマー機能を活用する

床暖房のガス代を節約したい場合は、タイマー機能を活用してください。たとえば、東京ガスの床暖房では、タイマー機能を設定することで、起床時間や帰宅の30分前に自動的に床暖房を起動できます。

起床時には、お出かけの30分前に停止をセットしておくことで、タイマーを切り忘れません。また、就寝の30分前に停止をセットしておけば、消し忘れを防止できます。床暖房の消し忘れを防止するためにも、タイマー機能の活用をおすすめします。

電源のオンとオフを繰り返さない

床暖房を使用する場合は、オンとオフを繰り返さないように気をつけましょう。オンとオフを繰り返した方がガス代が高額になるためです。床暖房を立ち上げたら約61円かかりますが、立ち上がりから8時間運転させ続けた場合、約184円で済みます。

もし、床暖房を1時間ごとに8時間オンとオフを繰り返していたら、立ち上げるだけで約488円もかかります。床暖房のガス料金は高額ではないので、安心してオンとオフを繰り返さないように心がけましょう。

セーフモードを活用する

床暖房のガス代を節約する方法として、セーフモードの活用が考えられます。セーフモードは、床暖房とエアコンを併用して省エネを図るモードです。

このモードを利用すると、エアコンで部屋の空気を温め、床暖房は床の表面を温める役割に集中することができます。セーフモードは通常の床暖房よりも性能を押さえて運転しているので、ガス料金の節約にもつながります。

まとめ

ガス床暖房を設置すれば、温まるのが早い点や部屋のスペースを取らない点などのメリットが得られます。

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