給湯器が壊れたらどこに連絡?まずやるべき応急処置の方法を解説
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給湯器を使用していると、突然、不具合が起きたり故障したりする可能性があります。修理や交換を考えている方は、どこに連絡して良いのか悩む人も、いるのではないでしょうか。連絡先の選択肢はいくつかありますが、症状によっては応急処置をすると直るかもしれません。
この記事では、給湯器が壊れたらどこに連絡するべきなのかや、故障時の過ごし方、応急処置の方法などについて解説していきます。
給湯器が壊れたらどこに連絡?
自分で給湯器を購入している場合は、給湯器の取り付け事業者、給湯器のメーカー、ガス会社などに連絡します。給湯器を専門の事業者に確認してもらうと、症状によっては給湯器自体に原因がなかったり、取扱い説明書に記載されている手順でリセットしたりすると、改善される可能性があります。
必ずしも給湯器の修理や交換をしなくても良い場合があるのです。急いで専門の事業者に来てもらったのに、修理や交換をする必要がなくて、無駄な出張費用が発生する可能性もあるため注意が必要です。
給湯器が壊れたら自力で修理や交換はしてもいい?
給湯器の修理や交換は、専門的な知識とスキルが求められるため、自力で対応するのは避けてください。素人が作業すると、ガス漏れや火事になる危険性もあります。また、本来であれば保証を受けられるはずが、自力で給湯器の分解・修理をした形跡があると、保証の対象外となる可能性もあります。自力で修理や交換の作業は行わずに、専門の事業者に依頼して、プロにお任せするのが安心です。
給湯器が壊れた時の応急処置の方法を解説
給湯器の故障が疑わしい場合は、修理や交換の作業は自力で行うのは避けるべきです。ただし、何も問題が無いケースもあります。そのため、すぐに専門の事業者に連絡を入れるのではなく、原因によっては、応急処置により症状が改善される可能性があります。
次の項目では、給湯器が壊れた時の応急処置の方法を解説していきます。
- メーカーの取扱説明書を確認する
- 水漏れを確認する
- ブレーカーの確認や電源を切る
- 配管の凍結を確認する
- 専門業者に連絡する
1.メーカーの取扱説明書を確認する
給湯器が壊れたと思った時に最初に行うべきは、メーカーの取扱説明書を確認することです。もしかしたら、故障ではなくてエラーコードが出ていて、適切に対処すれば直るかもしれません。取扱説明書には、トラブルシューティングの方法や、注意点が詳しく記載されています。簡単なトラブルであれば、自分で解決できる可能性があります。
2.水漏れを確認する
給湯器周辺の床や壁が濡れていないか、または水滴が落ちていないかを確認します。水漏れは給湯器の一般的なトラブルです。給湯器周辺や配管に水が漏れている場合は、すぐに水の元栓を閉めて供給を止めましょう。配管の繋ぎ目やゴムパッキンが劣化していたり、ナットが緩んでいたりする可能性があります。水漏れが続いている場合は応急処置として、タオルやバケツで水を受け止めるようにします。
3.ブレーカーの確認や電源を切る
電気を使用している給湯器であれば、ブレーカーが落ちていないか確認や、一度、電源を切ってみましょう。ブレーカーが落ちている場合は、再度上げてみてください。電源を一度切ってから再度オンにすると、リセットされて不具合が直る場合があります。また、給湯器が壊れたらブレーカーや電源を切った方が良いので、応急処置の方法として理解しておくと、損傷や感電のリスクを防げます。
4.配管の凍結を確認する
冬場に給湯器が動かない場合、配管が凍結している可能性があります。例えば、外気温が非常に低い時に給湯器が動かない場合、配管が凍っていることが考えられます。配管が凍結して給湯器が正常に機能しない時は、自然に解凍されるのを待つか、応急処置として温かいタオルを巻いて解凍を促してみても良いでしょう。寒冷地では配管の凍結がよく起こるため注意が必要です。
5.専門業者に連絡する
自分で対処できない場合や、安全に問題がある場合は、専門業者に連絡しましょう。給湯器の修理や交換は専門知識が必要なため、プロに任せるのが安心です。例えば、水漏れがひどい場合や、エラーコードが解消しない場合は、すぐに専門業者に相談することをおすすめします。保証期間内であれば無償で修理を受けられるでしょう。専門業者に連絡する際は、給湯器の型番やエラーコードを伝えると迅速な対応に繋がります。
給湯器が壊れた時に入浴代わりになる過ごし方
ここまでで、給湯器が壊れた時の連絡先や、応急処置の方法をお伝えしてきました。
修理や交換が必要になったけれど、時間がかかる場合は、下記の入浴の代わりになる過ごし方を参考にしてみてください。
次の項目では、給湯器が壊れた時に入浴代わりになる過ごし方をお伝えしていきます。
- 代替の温水供給方法の利用
- 近隣の施設の利用
- 友人や家族に頼る
- バッテリー式ポータブルシャワーの活用
- 入浴代わりに蒸しタオルで全身を拭く
1.代替の温水供給方法の利用
給湯器が突然故障すると、日常生活に大きな支障をきたします。特に入浴は一日の疲れを癒やし、清潔感を保つために欠かせないものなので、何とかしたい人も多いでしょう。給湯器が壊れた場合、代替の温水供給方法を探してみましょう。例えば、電気ポットや電子レンジでお湯を沸かして、入浴に必要な量のお湯を確保したり、バケツや洗面器に入れて使用したりなどです。
2.近隣の施設の利用
近くに銭湯や温泉施設がある場合、利用するのも1つの選択肢です。例えば、スーパー銭湯、温泉旅館やホテルでの日帰り入浴などです。シャワーの利用で良ければネットカフェ、スポーツジム、フィットネスクラブに備えているところもあります。
銭湯や温泉施設では、大きなお風呂でリラックスできるだけではなく、普段とは違った雰囲気を楽しめるでしょう。サウナやジェットバスなど、自宅のお風呂では体験できないリラクゼーションを提供してくれます。
3.友人や家族に頼る
親しい友人や家族が近くに住んでいる場合は、お願いしてお風呂を借りるのも良いでしょう。ただし、相手のプライバシーを尊重して、事前にしっかりと連絡を取り合い、お互いの都合を尊重しなければいけません。
友人や家族とのトラブルを避けるためにも、どの程度の頻度・期間でお風呂を借りたいのか、きちんと話し合うようにしましょう。
4.バッテリー式ポータブルシャワーの活用
給湯器が壊れたら代替えとして、バッテリー式ポータブルシャワーを活用する方法があります。バッテリー式ポータブルシャワーは、どこでも簡単にシャワーを浴びれます。ただし、水圧や温度には限界があるため、完全な入浴の代替としては不十分かもしれません。キャンプ用品店やオンラインショップで手に入ります。使い方も簡単で、水を入れたタンクにポンプをセットして、シャワーヘッドからお湯を出すだけです。
5.入浴代わりに蒸しタオルで全身を拭く
入浴代わりに蒸しタオルで全身を拭く方法もあります。タオルをお湯で湿らせて電子レンジで温めるだけで、簡単に蒸しタオルの完成です。電子レンジで温めた湿ったタオルで体を拭くことで、汗や汚れを落として清潔感を保てます。蒸しタオルで体を拭くと、毛穴が開いて汚れが落ちやすくなり、さっぱりとした気分になります。顔や首、脇の下など、汗をかきやすい部分を重点的に拭くと良いでしょう。
給湯器が壊れてお困りのご家庭は、応急処置の方法や入浴代わりになる過ごし方を参考にしてみてください。給湯器の修理や交換が必要な際は、早急に適切な専門事業者に依頼しましょう。
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まとめ
給湯器が壊れたと疑われる場合は、原因によっては応急処置により完全に直るものもあれば、一時的な解決策の場合もあります。故障していれば給湯器の修理や、新しいものへの交換が必要です。専門の事業者に相談して、適切な対応を取ることをお勧めします。給湯器のトラブルは、日常生活に大きな影響を及ぼすため、突然の故障を防げるように、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。