コラム

残り湯で洗濯しても大丈夫?やり方やメリット・デメリットを解説!

最終更新日:2024年09月24日
残り湯 洗濯

お湯を再利用して洗濯することで、水の節約や光熱費の削減につながると耳にしたことがある方は多いでしょう。しかし、「お湯は衛生的なのか?」「どうやって活用すればいいのか?」といった疑問を感じている方も少なくないはずです。

この記事では、残り湯を使った洗濯方法や、その利点・欠点について詳しく説明し、安全に利用するためのコツもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

残り湯洗濯のやり方

残り湯を使った洗濯は、節水の一環として注目されていますが、初めて行う場合は具体的な手順がわからないことも多いでしょう。ここでは、残り湯を効果的に使い、清潔に洗濯を行うための方法を詳しくご紹介します。

  1. 残り湯を衛生的に保つ
  2. 残り湯を洗濯機に移す
  3. 洗濯物を分別する
  4. 洗濯開始

大きく分けて上記の4つのステップで行います。

残り湯を衛生的に保つ

残り湯を使った洗濯で気になるのは、やはり衛生面でしょう。清潔な状態を保つためには、まず浴槽を定期的に洗浄し、入浴前に体をしっかり洗ってから湯船に入ることが大切です。また、できるだけ早く残り湯を使うことで、細菌の繁殖を防ぎ、衛生的に洗濯を行うことができます。

理想的な使用タイミングは、入浴後すぐです。さらに、残り湯に髪の毛やゴミが浮いている場合は、こまめに取り除き、濾過するなどして清潔さを保ちましょう。

残り湯を洗濯機に移す

残り湯を効率よく洗濯機に送るには、ポンプを利用する方法が一般的です。浴槽に専用のホースを設置し、ポンプを使って残り湯をそのまま洗濯機に送ることができます。この方法は手間が少なく、スムーズに残り湯を利用できます。もしポンプがない場合、バケツなどを使って手作業で運ぶことは可能ですが、少し手間が増えるため、手軽さを求める方にはポンプの使用をおすすめします。

洗濯物を分別する

残り湯を使った洗濯でも、洗濯物の仕分けは重要です。まず、色物と白物を分け、色移りを防ぎましょう。また、汚れの度合いによっても仕分けを行います。特に泥や油汚れが目立つものは、他の衣類と一緒に洗うと汚れが移る可能性があるため、別にして洗うのが理想です。

デリケートな素材や手洗いが推奨される衣類については、残り湯を使用せず、適切な方法で洗うのが良いでしょう。仕分けをきちんと行うことで、衣類を痛めず、きれいに仕上げることができます。

洗濯開始

残り湯を洗濯機に運んだら、通常の洗濯サイクルを開始します。まずは、洗濯機の水量や設定を確認し、残り湯が十分に行き渡るようにします。残り湯を使用しても、洗剤や柔軟剤の量は通常と同じで問題ありませんが、汚れがひどい場合は洗剤の量を少し増やしても良いでしょう。洗濯機によっては、温かい残り湯を使うことで汚れが落ちやすくなることもあるので、入浴後のまだ温かい残り湯を利用するとより効果的です。洗濯が終わったら、速やかに干して乾燥させることで、衣類に嫌な臭いがつくのを防ぎましょう。

残り湯洗濯のメリット

残り湯を使った洗濯には、節水や光熱費の節約といった大きなメリットがあり、日常生活の中で少しでも資源を無駄にせず、環境に優しい選択として多くの人が取り入れています。

  • 節水効果
  • 光熱費の節約
  • 環境に優しい

ここでは、残り湯を使った洗濯の3つの主な利点について詳しくご紹介します。

節水効果

残り湯を使った洗濯の最大の利点は、節水効果です。浴槽に溜めた大量の水を再利用することで、新たに水を汲む必要がなくなり、1回の洗濯で使用する水の量を大幅に減らすことができます。特に水の使用量が多い家庭や、毎日洗濯をする場合には、節水による効果が顕著に表れます。残り湯を使うことで、家庭の水道代を節約するだけでなく、水資源の節約にも貢献できるため、家庭と環境の両方にとって優しい選択と言えるでしょう。

光熱費の節約

残り湯を使用することで、洗濯における光熱費の節約にもつながります。洗濯物は温水で洗う方が汚れが落ちやすく、洗剤の効果も高まりますが、その分お湯を沸かすエネルギーコストがかかります。そこで、入浴直後のまだ温かい残り湯を使用することで、洗濯機内で新たにお湯を沸かす必要がなくなり、その分電気やガスの使用量を減らすことが可能です。残り湯を使えば、光熱費を抑えつつ、同じような洗浄効果を得ることができる点も一つのメリットです。

環境に優しい

残り湯を利用することは、環境保護の観点からも非常に効果的です。水の再利用は、限りある資源を有効活用することにつながり、水不足の問題に対しても貢献できます。また、光熱費を節約することで、エネルギー消費を減らし、家庭から排出される二酸化炭素の削減にもつながります。

残り湯洗濯のデメリット

残り湯を使った洗濯は、多くのメリットがある一方で、気をつけなくてはならないデメリットも存在します。

  • 衛生面への懸念
  • 洗濯物が傷むリスク
  • 入浴剤が含まれたお湯での洗濯の不可

ここでは、残り湯洗濯の際に覚えておきたい3つのデメリットについて詳しく解説していきます。

衛生面への懸念

入浴後に長時間放置された残り湯は、温度が下がることで細菌が繁殖しやすくなるため、衛生的ではない場合があります。また、家族全員が入浴した後の残り湯には、皮脂や汗、微量の汚れが含まれている可能性もあります。衛生的な洗濯を心がけるためには、入浴後できるだけ早く残り湯を使用することが重要です。また、残り湯を使う場合は、十分にすすぎを行うことで、衣類への汚れの再付着を防ぐことができます。

洗濯物が傷むリスク

残り湯で洗濯をする際には、洗濯物が傷む可能性も考慮しなければなりません。特に、浴槽に入れたお湯は塩素や不純物を含んでいる場合があり、衣類に残ることで繊維にダメージを与えることがあります。また、残り湯の温度が高すぎると、デリケートな素材の衣類が縮んだり、型崩れしたりするリスクが高まります。衣類を長持ちさせるためには、適切な温度で残り湯を使い、素材に応じて洗濯方法を工夫することが必要です。

入浴剤が含まれたお湯での洗濯の不可

入浴剤を使用したお湯は、基本的に洗濯に向いていません。入浴剤には、香料や油分、泡立ち成分などが含まれており、これらが衣類に付着することで、汚れを落としにくくなったり、洗濯物に香りや成分が残ったりする可能性があります。さらに、入浴剤によっては洗濯機内に残留物が溜まり、機器の故障の原因になることもあります。そのため、入浴剤を使用した残り湯は、洗濯には使用せず、入浴用や他の用途に限って利用するのが良いでしょう。

関連記事:入浴剤を入れたお湯を追い焚きしても大丈夫?注意点や使える入浴剤を解説 | ガス王

残り湯洗濯をするなら洗濯注湯ユニットがついた給湯器がおすすめ!

残り湯を使った洗濯をもっと手軽に行いたいと考えているなら、洗濯注湯ユニットがついた給湯器の導入を検討してみるのもおすすめです。これにより、浴槽の残り湯を簡単に洗濯機に送ることができ、手間を大幅に減らせます。特に家事の負担を減らしたい方や、効率的に残り湯を利用したい方には、非常に便利な機能です。

また、給湯器自体の寿命や性能が低下している場合、光熱費が無駄にかかってしまうことがあります。もしお湯の温度が安定しなかったり、不具合が頻繁に発生している場合は、給湯器の交換を検討するタイミングかもしれません。

そんな時には、信頼できる「ガス王」のサービスが安心です。ガス王では、専門のスタッフが家庭のニーズに合わせた最適な給湯器をご提案いたします。設置からメンテナンスまでサポートが充実しており、急なトラブルにも迅速に対応可能です。給湯器の交換や残り湯洗濯の効率化を考えている方は、ぜひガス王にご相談ください。

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まとめ

この記事では、残り湯を使った洗濯の方法や、清潔に保つためのポイント、そしてメリット・デメリットについて説明しました。

残り湯洗濯には、節水や光熱費の削減、環境への配慮といった利点がありますが、衛生面の注意や洗濯物への影響も考慮する必要があります。残り湯を安全かつ効果的に利用するためには、適切な使い方や給湯器の選び方が大切です。

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