コラム

お風呂場の効率的な年末大掃除のやり方とは?必要な準備やコツを解説

最終更新日:2024年12月04日

年末の大掃除では、家の中のさまざまな場所をしっかり掃除しますが、お風呂場の掃除も欠かせません。普段は浴槽や床を中心に掃除しているご家庭も多いかと思いますが、年末の掃除では細かな部分まで手を入れることが求められるため、長時間作業になり足腰を痛めがちです。効率的にお風呂場を掃除する方法を取り入れることで、身体の負担を減らし時短に繋がります。

この記事では、年末にお風呂場を効率よく掃除するための具体的な手順や準備物、コツなどについて解説していきます。

お風呂場の年末掃除に必要な準備

新しい年を清々しい気持ちで迎えるためには、年末の大掃除を計画的に行い、家全体をきれいに保ちたいものです。特にお風呂場は毎日のように使用する場所です。リラックスできる状態にするためには、清潔にしておく必要があります。効率的に掃除を進めるためには、事前の準備がとても大切です。

まず、以下のアイテムを揃えておきましょう。

  • 洗剤:中性洗剤、酸性洗剤、アルカリ性洗剤、クエン酸、塩素系漂白剤
  • 道具:スポンジ、ブラシ、布巾、バスシューズ、ゴム手袋、マスク、保護メガネ

お風呂場の掃除に取り掛かる際は、窓やドアを開けて換気をしながら行いましょう。空気の通りを良くして、湿気がこもらないようにしたり、洗剤の臭いを吸い込まないようにするためです。

効率的な手順と進め方

普段のお風呂掃除よりも手間をかける年末の大掃除では、隅々までしっかりと清潔にします。ただし、大掃除は長時間作業する場合が多いので、効率よく進めるには掃除の順序を考えることが重要です。

次の項目では、お風呂場の年末大掃除の流れと順番をお伝えしていきます。

  1. 換気扇の掃除
  2. 天井・壁・ドアの掃除
  3. 鏡・シャワー・蛇口の掃除
  4. 浴槽の洗浄
  5. 床や排水口の掃除

1.換気扇の掃除

換気扇は湿気やホコリが溜まりやすい場所です。放置するとカビの原因になります。換気扇の電源をオフにして、換気扇のカバーを外しフィルターを取り外します。フィルターを洗浄し水気が飛ぶまで乾かしましょう。フィルターの掃除が完了したら、換気扇の本体を乾いたブラシや掃除機でホコリを取り除き、布巾やタオルで拭き掃除します。ホコリやカビが溜まっている場合は、カビ取り剤を使って掃除しましょう。

2.天井・壁・ドアの掃除

お風呂場は湿気がこもりやすく、天井や壁には目に見えないカビやホコリが付着しています。ドア部分には水垢や石けんカスが溜まりやすいです。天井は伸縮式のモップや、布巾を使って拭き掃除します。壁はスポンジや柔らかいブラシを使って、壁全体を掃除します。ドアの隙間やパッキン部分にも汚れが溜まりやすいので、細部まで丁寧に掃除しましょう。カビが心配になる方は、カビ取り剤を使うと効果的です。

3.鏡・シャワー・蛇口の掃除

鏡、シャワーヘッド、蛇口は水垢や石鹸カスが付着しやすいです。鏡や金属部分は特に目立つ場所なので、ピカピカに仕上げることで、お風呂場全体の清潔感に繋がります。布巾やスポンジを使い、表面を優しくこすりながら丁寧に汚れを落としましょう。シャワーヘッドは取り外して、つけ置きした後でブラシでこすり洗いするのも、汚れの除去に効果的です。

4.浴槽の洗浄

お風呂場の中でも浴槽は毎日使うため、掃除は欠かせません。浴槽用の洗剤を使って、スポンジやブラシで浴槽全体をこすり洗いします。側面や底も忘れずに掃除しましょう。特に排水口周りは汚れが溜まりやすいので、念入りに掃除します。頑固な皮脂汚れや石けんカスは、40℃~50℃のお湯をかけて、汚れを柔らかくしてから作業すると効果的です。浴槽のふたにも汚れが溜まりやすいため、綺麗に洗いましょう。

5.床や排水口の掃除

最後に、床と排水口の掃除を行いましょう。床は中性洗剤を使用して、ブラシやスポンジで床全体をこすり洗いします。床がタイルの場合、目地に汚れやカビが溜まりやすいので、カビ取り剤や中性洗剤を活用して丁寧に掃除しましょう。

排水口はカバーを外して、中のゴミや髪の毛を取り除きます。内部はヌメリや黒ずみが溜まりやすい箇所です。カバーを外して、塩素系漂白剤を流し込み、数分放置して洗い流して、中に溜まった汚れを取り除きます。排水口の奥まで掃除することで、悪臭や詰まりを防げます。

お風呂場の年末大掃除のコツ

ここまでで、お風呂場の年末大掃除に必要な準備や進め方についてご紹介しました。安全に効率良く掃除を進めるためにも、下記のコツを実践してみましょう。

次の項目では、お風呂場の年末大掃除のコツをお伝えしていきます。

  • 上から下へ掃除する
  • 汚れの種類に合った洗剤を選ぶ
  • 換気を徹底する
  • つけ置きで効率アップ
  • 温水を使って汚れを柔らかくする

上から下へ掃除する

お風呂場の掃除は、高い場所から低い場所へ進めるのが基本です。天井や換気扇、壁にはカビやホコリが溜まりやすいため、上から下へと掃除することで、汚れた水が下に流れていき、床や浴槽などを二度手間で掃除する必要がなくなります。お風呂場は湿気や汚れが溜まりやすく、カビや水垢、石けんカスなど頑固な汚れが発生しやすい場所です。特に年末の大掃除では、普段の清掃では手の届かない箇所も含め、徹底的にキレイにすることがポイントです。

汚れの種類に合った洗剤を選ぶ

お風呂場にはさまざまなタイプの汚れが存在するため、汚れに応じた洗剤を使い分けるようにすると、効果的に汚れを取り除けます。

  • 水垢や石鹸カス=酸性洗剤、クエン酸
  • 皮脂汚れ=アルカリ性洗剤、中性洗剤
  • カビ汚れ=塩素系漂白剤・洗剤

(塩素系漂白剤・洗剤と酸性洗剤を混合させると、有毒ガスが発生するため混ぜないよう注意してください)

洗剤を使う際は必ず使用方法を確認して、適切に使用しましょう。

換気を徹底する

お風呂場掃除では換気も重要なポイントです。洗剤の臭いを吸い込まないようにするためだけではなく、湿気を取り除くためにも窓を開けたり、換気扇を回したりして、空気の流れを良くします。

塩素系漂白剤など強力な洗剤を使用する場合は、有毒ガスや刺激臭への対策として換気が欠かせません。安全対策としてマスクやゴム手袋、保護メガネなどを着用して、年末の大掃除に取り組むのも大切です。

つけ置きで効率アップ

頑固な汚れはスポンジや、ブラシでこすっても汚れが落ちにくいです。年末はお風呂場だけでなく、他の部分の大掃除も重なるため、時間に追われがちです。効率的に掃除を進めるためには、つけ置きが重要です。例えば、小物類、シャワーヘッド、排水口などの頑固な汚れにはつけ置きが効果的です。浴槽や洗面器にお湯をためて洗剤を加え、しばらくつけ置きしておくと、汚れが浮き上がり、簡単に取り除けるようになります。

温水を使って汚れを柔らかくする

お風呂場の掃除をする際は、冷たい水よりも40℃~50℃程度の温水の方が、汚れが落ちやすくなります。例えば、年末の大掃除に取り掛かる前に、シャワーのお湯で汚れた部分を濡らしておくと、汚れが浮きやすく、掃除が効率的に進みます。

高温のお湯は、頑固な汚れだけではなくカビにも効果的です。上記のコツを活用することで、年末のお風呂掃除がスムーズに進みます。同時に安全対策もしっかり行いながら、新しい年を清潔なお風呂場で迎えられるよう準備を整えましょう。

まとめ

お風呂場は湿気や汚れが溜まりやすい場所です。カビや水垢、石けんカス、皮脂などが汚れの原因となります。普段の簡単なお風呂掃除では、隅々まで手が届かず、頑固な汚れが残ってしまうことが多いです。年末の大掃除では、普段掃除しきれない部分まで徹底的にきれいにすることが大切です。

年末の大掃除では、効率的に汚れを取り除くため、掃除の順番が非常に重要です。掃除する順番を踏まえたうえで、上記でお伝えしたコツを実践し、安全に配慮しながら効率良く汚れを落としてお風呂場を清潔にしましょう。

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